【女性特有の心身症】月経前症候群の症状や更年期障害の年齢は?

皆さん、心はお元気ですか?

心配事や悩みはうまく発散出来ていますか?

女性の健康は女性ホルモンの働きが、大きく関わっています。

生理な妊娠、出産など女性ホルモンの分泌のサイクルで、女性の健康状態は大きく左右されます。

今日は女性特有の症状についてお話したいと思います。

1.月経前症候群(PMS)

月経前症候群の症状

月経前症候群とは?

月経が始まる1~2週間ぐらい前から起こる、イライラ、腹痛、眠気、頭痛などのさまざまな不快症状。月経がはじまると消えるこのような症状を、PMS(プレ・メンストラル・シンドローム=月経前症候群)といいます。PMSには、排卵後の女性ホルモンの変化が関係していると考えられており、多くの女性が悩んでいます。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2つがあり、これらがバランスよく働くことで月経のサイクルが作られています。これらの分泌は脳の視床下部でコントロールされていて、そこでは自律神経も制御しています。よってどちらかが乱れると、どちらも乱れてしまう…というようなことが起こりやすいのです。

<<月経前症候群の認知率と症状率>>

月経前症候群

<<症状の種類>>

月経前症候群 症状
  • イライラ
  • 腹痛
  • 下腹部痛
  • 頭痛
  • 眠気
  • 胸の痛み・張り

以上の6つの症状が多いです。

だるい、イライラする、など精神的不調からはじまり、身体的には胸の張り、下痢や便秘、吹き出物、頭痛…人によって様々ですが、どれもうれしいことではありませんね。30代から40代では、眠気やうつ症状、情緒不安定などが現れることが多くなりますが、まだまだ子育て世代!毎日忙しく動かなければなりません。とてもやっかいです。

月経前症候群には発症の個人差があり、重い人の場合は会社を休まないといけない程つらい症状になります。なぜこのように個人差があるのかというと、月経前症候群の症状は、当人の性格やストレスに強く影響するからです。

ー対策ー

PMSは疲労やストレスで症状が出やすくなります。無理をせず、自分なりの方法でリラックスを促しましょう。入浴、アロマテラピー、音楽鑑賞、散歩、お好きなものでかまいません。

症状を和らげるために有効な成分を摂取するのもおすすめです。例えば、ビタミン、ミネラル、低脂肪食中心に食事は月経前症候群の緩和に効果的です。さらにはビタミンB6、カルシウム、マグネシウム、大豆イソフラボンなども良く、それらの成分はサプリメントで補うのも良いです。

月経前症候群 食べ物

自分でコントロールできないほどつらい時は、無理をせず、婦人科や心療内科を受診してください。鎮痛剤や漢方薬、まだまだこの体と長く付き合っていかなければならないので、納得のいく対処方法を見つけましょう。

最後に、婦人科の女性医師からのアドバイスです。

『私自身、PMSの時期は仕事も私生活も「無理しすぎないこと」を心掛けています。とくに眠気が強くでるので、そんなときは無理せず仮眠をとるようにしています。イライラするときは、お風呂にいつもより長めに浸かったり、温かいハーブティーを飲んだりして気分転換していますよ。 PMSは多くの女性が経験するものですが、徐々に症状が重くなることもあるため、我慢してしまう方も少なくないようです。辛いときは我慢せず、ぜひ婦人科を受診して相談してみてください!』

2.更年期障害

更年期障害 症状

わけもなく涙が出たり、イライラして落ち着かない気持ちになるなら、女性の更年期症状のサインかもしれません。ここでは、更年期症状が起る原因と対処法について紹介します。誰にでも起こりうる更年期ですが、何となく不安になりますよね。しかし理由と対応法を知っておくと安心です!今まさに不安な気持ちを抱えているあなたが笑顔になるヒントにして頂ければと思います。

更年期(更年期障害)とは?

更年期とは閉経をはさんだ前後約10年間のことをさします。日本人女性の場合、40代に入ると約5%の女性に生理不順がみられるようになり、45歳くらいから閉経する人が出始めます。日本人の平均閉経年齢は50歳ですから、45歳~55歳あたりが更年期にあたるといえるでしょう。

閉経が近づくと卵巣のはたらきが低下し、女性ホルモンの一つであるエストロゲンの量が急激に減少します。それにともなって身体に出てくるさまざまな症状を総称して、更年期症状とよびます。

更年期障害

40歳から60歳くらいで、閉経を挟む前後10年間を更年期といい、この間の身体的不調を更年期障害といいます。この時期は卵巣機能が低下して、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌が減ります。エストロゲンは卵巣で作られています。脳(視床下部)がエストロゲンを分泌するよう卵巣に命令をしますが、卵巣機能が低下している状態ではエストロゲンを十分に分泌することができません。すると脳(視床下部)がコントロールしている自律神経機能が乱れ、ストレスや他の体調不良などの症状が表れます。

更年期 症状

このように更年期症状は、女性ホルモンの分泌減少が原因となります。卵巣の働きが徐々に衰えてきて、ホルモンバランスが崩れます。脳はエストロゲンを出そうと体に指示をしますが身体がついていかない。このような「アンバランス」状態になると、身体に異変が出てきます。

主な症状として、ほてり、発汗、冷え、めまい、うつ症状などです。他にも不安・イライラなどの情緒不安定まで様々あります。これらの症状は個人差が激しく、重い人、軽い人、ある人、ない人がいます。更年期は女性の喪失感や、こどもの自律、夫の定年、親の介護、など社会的環境の変化が大きい時期と重なることから、精神的に負荷がかかり、症状が重くなる人が目立つのではないかと考えられます。

ー対策ー

更年期障害 年齢

具体的な対処法として簡単にできることを3つ紹介します。

①まずは、早起きして散歩することです。朝の太陽を浴びると、セロトニンが分泌されます。セロトニンは、心をリラックスさせて幸せな気持ちを促すホルモンです。イライラした心を落ち着け、わだかまりを解いてくれます。

②次に、大豆食品を食べることです。エストロゲンの分泌低下が原因なので、女性ホルモンを増やす食べ物を摂取しましょう。お豆腐・納豆・厚揚げなどを日々の食事に取り入れます。牛乳を豆乳に変えるだけでも、身体に良い変化が期待できます。

③最後に、好きなことを思い切り楽しむことです。ヨガ・フラワーアレンジメント・書道など、趣味を楽しむ時間を作りましょう。人と合わせる必要がなく、一人で黙々と取り組むことができる趣味がおすすめです。嫌なことを忘れて、やりたいことだけやってください。

その他医学的な治療方法もあります。

ホルモン充填療法、漢方薬、自律神経調節剤など、個々に合ったものを選びましょう。最近では薬局などで更年期対策の薬が売られていますね。お医者さんに行くことがハードルとなるようなら、市販薬を使ってみるのも手かもしれませんね。

更年期症状を乗り切るためには、無理をしない心掛けが必要です。「何かしないといけない」と考えて心が焦ってしまっても、良い変化は出てきません。リラックスした状態で身体の不調に向き合うと、楽になることがあります。わけもなくイライラしたら、全てを投げ出して休みましょう!涙が出てくるなら、思い切り泣いてみましょう!

2、3日家事をお休みするのも悪いことではありません。一緒にいる家族も、きっと理解してくれます。更年期症状は、今まで頑張ってきた自分への休暇です。気を楽ににして、のんびりと休む時間を作ってください。

男性には理解しづらく、また女性としても話しづらいこともあるかもしれません。しかしパートナーに理解してもらえなければ日常生活も辛いものになってしまいますね。女性はデリケートな生き物です。是非自然体で暮らせるように、「気のせいだ」「なまけもの」など誤解による心無い発言を防ぐためにも、パートナーとじっくり話す機会を設けるのもいいと思います。

さて、いかがでしょうか。一人で不安を抱えていても、なかなか問題は解決しません。紹介した内容を試してもどうしても良くならないなら、お医者さんにかかるのも一つの手です。漢方・鍼治療などを試して、更年期症状を乗り越える女性もいます。人それぞれ、自分にあったケアが異なります。少しでも自分が楽になるようにいろいろ試してみてください。

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