【自分の子供がかわいくない!可愛いと思えない】産後うつの原因と対策

「産まれてきた赤ちゃん(赤ん坊)がかわいいと感じない」

「私はダメな母親だ」

等と感じる症状が出たら”産後うつ”の可能性があります。

出産を終えてから何となく気分が落ち込む女性のために”産後うつ”の原因と乗り越え方を紹介します。産後のデリケートな心と身体に向き合うヒントになれば幸いです。

産後うつになりがちな女性は、まじめな方が多いです。母親になったのにあらゆることを上手にできない自分を責めて、追い込まれてしまいます。出産直後はホルモンバランスが不安定なので、情緒不安定になりやすい時期と言えます。また、出産は体力戦です。体力消耗しているときに、産まれたばかりの赤ちゃんのお世話は一苦労。身体と心が疲れてしまって「産後うつ」の症状がでます。「産後うつ」を乗り越えると、上手に育児とおつきあいすることができるようになります。何年も続く母親生活を支える大きな変化と言えるでしょう。

産後うつのチェックリスト

【複数項目当てはまった人は対策が必要です!】

□ イライラして落ち着かない
□ 気分が落ち込んで涙が出てくる
□ 考えがまとまらず、家事の段取りができない
□ 自分の好きなことに興味がわかない
□ 性欲や睡眠欲がなくなる
□ 過食気味・拒食気味になる
□ メイクをする気が起きない
□ 洋服やアクセサリーをほしいと感じない
□ 子供はかわいいのにお世話を苦痛に感じる
□ 何事も自分が悪いと考えてしまう
□ 自分ばかり大変だとパートナーに怒りを感じる
□ 先のことを考えて不安になる
□ 他人との交流を面倒に感じる
□ 頭痛や吐き気がある
□ 下痢や便秘になる
□ 頻繁に胃が痛くなる

産後うつになる原因

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産後うつになる原因は主に5つあります。

1.ホルモンバランスが不安定

妊娠中、女性の体はエストロゲンとプロゲステロンの女性ホルモンが大量に分泌されます。しかし出産後はこれらのホルモンの分泌量がガクッと減り、ホルモンバランスが大きく乱れます。それにより身体、精神に不調をもたらし、産後うつになりやすくなるのです。

2.赤ちゃん優先の生活

赤ちゃんの世話というのは非常に疲弊します。自分優先ではなく、赤ちゃん優先の生活が始まるからです。意思疎通ができない赤ちゃんに付きっきり。数時間ごとに授乳が必要。産後間も無い赤ちゃんを連れて外出することは不可、引きこもり。息抜きする時間がありません…。またこのような育児疲れだけではなく、「赤ちゃんと二人ぼっち」という“社会や人との結びつきを断たれたような孤独感”も産後うつになりやすい要因となるのです。

3.睡眠不足

赤ちゃんの世話をしているとまとまった睡眠時間が確保できません。特に産後1,2ヵ月程は数時間おきにミルクをあげたり、泣き始めたりで、慢性的に寝不足気味になりやすいです。睡眠不足や不規則な睡眠は心身に多くの悪影響をおよぼします。産後ホルモンバランスの乱れが大きく、体調不良のママであれば、なおさら睡眠不足はつらいです。

4.完璧主義

何もかも完璧にやりとげたい!決めたことは必ず成し遂げる!と家事も育児も完璧にやりこなそうとするママは産後うつになりやすい傾向があります。なぜなら、実際に赤ちゃんの世話をすると、自分が思った通りに物事が運ばないことが多く、それが大きなストレスとなってしまうからです。特にマメで真面目な性格、”頑張りすぎるママ”によくあるケースです。

5.相談者がいない

昔は祖母や祖父などと一緒に住んでいたり、近くに住んでいて、育児を手伝ってくれたりしたものですが、現代は核家族だけで住む家庭が多いため、自分の家族の協力を得ることが難しくなっています。誰にも助けてもらえない、相談できないという状況が続くと、この過酷な状況に耐え切れなくなり、産後うつになってしまうのです。

出産後に気持ちが沈むときの6つの対処法

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産後うつから抜け出すには、家族の協力が不可欠です。実家の母親や祖父母など、頼れる人に頼ってください。身体がだるかったら、買い物や家事をお願いしましょう。赤ちゃんを少しだけ預けて、涼しい部屋でゆっくり眠るだけでも違います。育児を全て一人でこなすことなどできません。周りの人に上手に甘えて、協力しながら育てます。完璧主義のママだったら「ちょうどいい」育児をはじめましょう。子供が可愛くないと感じる自分を責めても、何も問題は解決しません。

どんなふうに感じていても、ママとして赤ちゃんと一緒にいることは事実です。立派な母親として、親子の関係が成り立っています。赤ちゃんから目を離せない中で、お掃除・夕食の準備が出来たなんて素敵なことです。出産前の60%の出来だったとしても、やろうとしたこと自体を誇らしく感じます。「手抜きは仕方がないこと」と割り切る気持ちがあると、肩の荷が降りて気分がすっと落ち着きます。

1.完璧でなくても良い

家事も育児も完璧にこなすぞと意気込む頑張りさんのママほど、産後うつになりやすい傾向にあります。赤ちゃんは無知で本能的に生きる赤ん坊なのですから、思い通りにことが進まないのは当然です。

「思い通りにならないのは当たり前なんだから、大丈夫!大丈夫!」

のような考えを前提に持っておくだけでだいぶ違います。またママの最も大切な仕事は赤ちゃんの世話なのですから、「家事は二の次!」と神経質ならず、おおらかな気持ちでいましょう。家事のやることを減らす、余裕を持たせるのも良い方法です。

2.その日の調子によって手抜きも必要!臨機応変に♪

料理を作るのがきつい時は、スーパーのお弁当やおそうざい、デリバリー配達などを利用して手抜きをしましょう!赤ちゃんの世話をすると、買い物が大変になります。ベビーカーや抱っこで赤ちゃんを連れて買い物に行くのはママにとってかなりの重労働・・・もちろん途中赤ちゃんが泣き始めることもあります。

そのため最もオススメしたいのが、大手スーパーが提供している食材宅配サービスです。実店舗のスーパーよりも少し割高ですが、好きな食材を好きな時間帯にデリバリーしてくれ、産後ママにとって最適なサービスではないでしょうか。その手抜きをした分、自分の時間や赤ちゃんの世話に使えるパワーを蓄えることができますしね♪

3.睡眠や自分の時間を取る

睡眠不足による精神的、肉体的に不調は、誰しもが感じることですね。産後のママはなおさら感じやすくなります。そのため睡眠時間の確保は非常に大切です。赤ちゃんが寝ている間に、家事をやらなくちゃと思っている方もいますが、”赤ちゃんが寝たら自分も寝る!”ようにしましょう。

赤ちゃんが起きている間に出来る範囲の家事のみを行い、効率化できる家事はどんどん効率化しちゃいましょう!例えば先ほどの食材宅配サービスもそうですが、洗濯機を乾燥機付きものに買い換えてみたり、ミルク作りのためにウォーターサーバーを購入したりするようなことです。ウォーターサーバーは熱いお湯がすぐに出るので、頻繁に作らなければならないミルク作りの負担を大きく軽減できるのです。

効率化できた分、心に余裕が生まれます。

4.ヘルパーさんに手伝ってもらう

「パパがまったく手伝ってくれない」、「頼れる家族も近場にいない」という方は、ヘルパーさんを雇うのも産後うつの良い対策です。”そんなお金ないよ!”と思われる方もいるかもしれませんが、皆さんが住んでいる地域の自治体によっては、格安でヘルパーの派遣サービスを行っているところもあります。

例えば、神奈川県横浜市であれば【横浜市産前産後ヘルパー派遣事業】に書いてあるように…、「産後5ヶ月以内、1回2時間、産前・産後各20回以内、無料~1,500円」など、あり得ないお得な料金でヘルパー派遣してくれます。あなたの自治体でも同様のサービスを実施しているかもしれませんので、チェックしてみて下さい。

5.パパに産後の大変さ、産後うつを理解してもらう

以上の提案のほとんどはパパの理解無しでは実行が難しいことです。そのため5の対策が産後うつに最も重要な対策と言えるでしょう。

残念ながらパパの多くは「家で赤ん坊の世話をしているだけなのに、何がつらいの?疲れるの?」、「こっちは毎日仕事してるんだよ?弱音はくなよ」と思っています。

⇒実際はそんなことありません!

赤ちゃんの世話も精神的にも肉体的にも非常に疲れる仕事です。そのため自信を持って、赤ちゃんの世話に関する実態や産後うつに対する対策の重要性をパパに伝えましょう。現在はインターネットや本などで男性による赤ちゃんの世話の大変さを理解してもらう記事を多く見かけ、説得しやすいでしょう。

6.育児に関して悩みや不安があれば、専門家に相談する

現代では育児本や育児情報サイトなど育児サポート媒体が数多くありますが、それらの多くは大多数の人たちに当てはまる平均的な内容が書かれているものがほとんどです。

赤ちゃんやママには個性があります!

そのため、その内容が、あなたとあなたの赤ちゃんに最適な方法であるとは限りません。

そのため、育児について不安や心配が払拭できないであれば、出産した病院の医師であったり、各自治体の保健士さんに相談するのがおすすめです

育児マニュアルを見て一人で悩むよりも、そういった専門家に相談すると、良いアドバイスをもらえる事が多いです。「育児 相談 自治体名」などで検索すると、各自治体の相談窓口などが見つかると思います。例えば、大阪府吹田市であれば「のびのび子育てプラザの子育て相談」があって、保育士さんや看護師さんが相談に乗ってくれます。

産後うつかなと感じたら、病院に行くことが大事

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産後うつ気味になったら、”自分でなんとかしよう!もうちょっと頑張れる!”と思わず、病院に行くことも大切です。

赤ちゃんの世話は長期にわたり続きます。今後のことを考えて、早く治療をするのがベストです。

産後うつの治療法は、うつ症状の重症度によって違いがあります。症状が軽ければ、カウンセリングなどの対話療法となります。カウンセラーに悩みや不安など、お話しをするだけでも症状は改善されるようです。症状が重い場合は薬物治療が必要となり、抗うつ剤や精神安定剤などが処方されます。

重度の産後うつになってしまうと、赤ちゃんと一緒にいるのもつらくなります。ミルクを欲しがっているのに作る気になれない、泣いてもわめいてもそのまま放置。何となく自分がこわいと感じたら、病院に行くのも一案です。うつ状態は心の軽い不具合なので、専門家のケアを受ければ良くなります。ママが元気になれたら、また新しいスタートとなるでしょう。親子の結びつきは不思議なもので、元気なママと一緒にいること自体が大切な我が子の幸せです。自分では何ともできないほど重症なら、早めに専門病院にかかってみましょう。

いざ赤ちゃんが産まれると思うようにいかないことばかりで大変です。はじめてママになる女性なら、戸惑いばかりの毎日でしょう。いきなり全てを完璧にできる女性など一人もいません。母親としての役割を演じるうちに、立派なママになっていきます。一時的にうつ状態になっても、きっと元気になる日が来るはずです。少しでもストレスが軽くなるよう、一歩ずつ前に進みましょう。

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