10代の時のくっきりとした唇の輪郭は年齢を重ねると共に色素も薄くなりどんどんぼやけて来てしまうものです。
口紅のCMのような厚みのある輪郭のはっきりしたぽってり唇を作るためにはたとえプロでもリップライナーが欠かせません。
日本人は外国人に比べて唇が小さく薄い人種と言われています。
口紅を塗っただけではなかなか理想には程遠く、オーバーリップ気味に塗っても唇の境目が不自然で滲んだようになってしまう…。
そんな悩みをリップライナーで解消、理想の輪郭を縁取ることで唇が自然とふっくら魅力的な唇に変えることが出来ますよ。
リップライナーの効果

全体に塗って唇のコンシーラーの代わりにして口紅そのもの発色を良くしたり、輪郭を縁取ることで持ちが良くなり化粧直しの回数が減る、理想の形を簡単に作ることが出来るなど沢山の嬉しい効果があります。
選び方と使い方

まずは種類を選びます。
リップライナーと一言で言ってもその形状は様々です。
使い心地の好き嫌いや用途に合ったものを選んでくださいね。
繰り出しタイプ
芯をくるくると出したりしまったり出来るもので持ち運びに便利です。細いラインを描く時に適しています。出し過ぎると折れやすく太さの調節はしにくいです。
ペンシルタイプ
えんぴつのように削って使うタイプで唇全体へのベタ塗りもしやすく太さ調節がしやすいです。ただし芯を削る道具を揃える必要があり持ち運びには不便です。
クレヨンタイプ
最近流行しているのがこのタイプです。
先端が最初から丸く当たりが滑らかで柔らかく口紅としても使える万能ライナーです。細いラインは描きにくいのがデメリットです。
色選び

ピンクベージュ
唇の輪郭を消してオーバーリップに仕上げたり唇の色ムラやくすみ消しとして使ったり、口紅そのものの発色を楽しみたい時にはヌーディーな肌に近い色またはピンクベージュを選びましょう。
暗めのトーン
大人の仕上がりにしたい時には普段使う口紅よりもワントーン濃いものを選びます。影の効果で引き締まりきちんとした印象になります。ふっくらと外国人風の唇に仕上げたい時にもオススメです。
明るめのトーン
ナチュラルに仕上げたい時には少し薄めまたは明るめのトーンを選ぶと自然なふっくら感を演出する事が出来ます。初心者さんにオススメです。
基本的なの使い方

まず上唇の山から口角へ向かって左右に少しだけオーバーリップぎみに描いていきます。
下唇も中央から口角へ向かって左右に、こちはらそのままの輪郭を縁取っていきましょう。
描いた部分を指でほんの少しだけ内側に沿ってぼかします(ぼかしすぎないようにしましょう)
上唇と下唇は1:1が自然です。最後に口紅やグロスを重ねておしまいです。
ふっくらボリューミーな唇に見せるリップメイク方法

唇が薄いからお気に入りの口紅を塗っても思い通りになれない、あんまりきれいになれない、と困っている人っていますよね。
もともとの口の形は変えられないけど、工夫次第でもっとぽってり、かわいい唇に見せることはできますよ。お気に入りの口紅を使って、もっと魅力的な唇になりたい、という人は唇にボリュームを出すメイクを行ってみましょう。
唇を立体的に見せて、よりふっくらきれいに見せるコツをご紹介しますね。工夫すれば、唇の悩みをカバーして、ふっくらジューシーな唇に見せることは十分にできます。

立体感は、メリハリをつけることで生まれます。唇をふっくら魅力的に見せるのも、輪郭のラインと、中央にのせるグロスなどの光がポイントになります。メイクアイテムを上手に使って、唇にメリハリを作りましょう。
唇をふっくら見せるには、まずは準備が大切です。
ステップ①
最初にリップクリームで保湿して、乾燥を防ぐようにしましょう。そして、コンシーラーで唇の色を隠しておくと、そのあとに塗る口紅などの色味を、よりクリアに引き出せます。コンシーラーは指にとってから、唇にのせていくと、なじみやすくなりますよ。
ステップ②
リップライナーを使って、唇の輪郭線を取ることで、形をふっくらとボリューミーに見せることができます。
リップライナーの色は、メインの口紅の色よりもやや明るい色を選びましょう。輪郭線を取るときは、元の唇の輪郭よりも、やや外側を取るようにしましょう。あまりにもオーバーに輪郭を取ると、やりすぎ感が出てしまいます。ほどよいボリュームを目指しましょうね。
また唇の全体の輪郭線を取ると、知的でかっちりした印象になります。もう少しカジュアルにしたい場合は、唇の中央部分だけにリップライナーを使う方法がおすすめです。なりたいイメージに合わせて、使い分けるといいですね。
ステップ③
輪郭を取ってから、唇の内側にメインの口紅の色を置きます。グラデーションになるように、外側に向かって色を広げていきます。ぺたっと塗ってしまうと、メリハリがなくなりますよ。
マットな質感をいかしたい場合は、ここまででも大丈夫ですが、よりボリュームを出したいときは、グロスを使うといいですね。グロスを全体につけるのが苦手な方は、唇の中央部分だけでもいいんですよ。大事なのは、唇のフォルムを作ることと、中央部分にツヤや輝きを与えてメリハリをつけることです。
唇の形が薄めでも、メイク次第でふっくらと仕上げることができるので、上手にカバーしてみましょう。ふっくらと立体感がある唇は、顔のなかで注目をあつめるパーツになってくれます。ポイントがあると、のっぺりとした印象を防いで、小顔に見せる効果もありますよ。唇のメイクのコツがわかると、顔全体の印象もアップするので、嬉しいですね。
注意点としては、口もとのメイクをメインにした日は、アイメイクやチークの色みは控えめにしておきましょうね。顔全体にもメリハリをつけるようにして、上手に引き算をすることで、より口もとの印象がアップしますよ。
メイクをすることは、自分がなりたいイメージに近づくことです。メイクによって、できるだけ理想に近い顔になれるって嬉しいですよね。素敵な姿にきっとなれるので、楽しみながら上達していきましょうね。
リップを塗るタイミングとカラー調整

リップの色はお顔の印象を決めるとても大事なメイクパーツです。
例えば、ファンデーションやアイメイクがしっかりできていてもリップの色がなくては顔色もくすんで見えてしまいますよね。色を変えることによって、季節感を出したり、セクシーだったりキュートだったり、最終的な仕上がりの決め手はリップにあると言っても過言ではないと思います。
ここでは、リップを綺麗に塗るコツなどを伝授していきます。
まず、口紅またはグロスを塗る順番についてなのですが、他のメイクの行程を終えてから最後に塗るという方も多いかもしれませんね。あえておすすめするのが、ファンデーションとパウダー、眉毛を描いた後にリップを塗る方法です。アイメイクやチークよりも先にリップを塗ることによって、顔全体のお化粧の色合いをグッと調節しやすくなるのです。
化粧が濃くなりすぎるとこもなく、自分の肌や顔立ちに合ったようなメイクができると確信しています。メイクのコツはバランス、引き算とも言えますから最初に目を引く唇を塗ることにより計算がしやすくなるのです。
メイクの順番は固定されてしまいがちですので、もしまだやったことがないという方は是非試してみてくださいね。こういった細かな手順の変化で、お化粧のクオリティはかなり変わります。
唇の荒れを防いだり、唇にシワが入らないように日頃からリップクリームやリップバームでしっかりケアするのといいですよ。自分の顔は自分と一生付き合っていくものですから、自分で大事にしてあげることで気分もぐぐっと上がります!
リップの塗り方について、リップラインを綺麗に縁取ってからリップを塗るのも王道でとても素敵なのですが、おすすめはグラデーションリップです。
ステップ①:まず、同系色の薄い色と濃い色の口紅2本を使います。
薄い色のリップを唇全体に塗ったあと、1度ティッシュでオフします。また、もう1度同じ唇で内側からポンポンと色を乗せていきます。ここで色の乗せすぎが気になるようでしたらティッシュでオフしてくださいね。ティッシュオフをしてからまた口紅を乗せると色の持ちが1度塗りよりもとても良くなりますよ。
ステップ②:次は、濃いめの口紅をまた唇の中心部にだけ乗せていきます。
そしてまたティッシュかパフなどでトントンと色を馴染ませていきます。2色の口紅でグラデーションを作ることによって、血色豊かで色気の溢れる唇になります。
例えば、オレンジ系統のグラデーションにしてみても夏らしくて素敵ですし、ボルドー系のリップでのグラデーションは秋冬らしくてとてもラグジュアリーな仕上がりになります。
春はパステルピンクや青みピンクなど、季節ごとによって色味を変えていくととてもお洒落なのでおすすめです。
重ね塗りをするのは、リップスティックだけではなくリップティントなどでも大丈夫です。アイテム同士によっては馴染みにくい相性の物もあるので、お手持ちのアイテムで試してみてくださいね。
更に上からグロスなどを塗って、透明感を出しウルツヤ唇に仕上げる手もあります。ラメが入った物や薄付きのグロスを使うと、また色味が加わり自分だけのお洒落リップが完成します。
デートなど特別なお出かけにもぴったりなので、どうぞお試しください♪
おすすめのリップライナー5選
使い方が分かったところで、それでも選び方は難しいものです。初心者さんにも滑らかで描きやすいリップライナーをご紹介していきましょう。
①MACのリップペンシル

ペンシルタイプですが柔らかい当たり心地。スルスルと理想の輪郭が描けるペンシルです。
乾燥もしにくいので輪郭だけ目立ってしまうこともなく使いやすいですよ。
MACで欲しかったやつ全部廃盤になってて、似た色教えてもらった( ; ; )
佐藤勝利くんみたいに唇の輪郭がくっきりしてるの美しいなと思って、リップペンシル使い始めたけどかなり!良い!! pic.twitter.com/vzKKGcXMm2— しま (@20111105k) 2019年6月30日
MACのリップペンシル5色〜!!
思ったより柔らかくて描きやすかった!
チークにもアイメイクにも使えるのでは?🙄取り敢えずホバーとチコリが気に入った〜
まだまだ欲しい色沢山あったな……組み合わせとかはまた今度詳しく…😳 pic.twitter.com/C0zYUl2MoW
— ぞの (@zonocosme) 2019年2月14日
ひ ゃ っ き ん (リップペンシルはMAC) pic.twitter.com/9YvPTkDgzM
— かれんは21撮影会27池ハロ (@ka666re999n) 2016年9月6日
②NARSのベルベットマットリップペンシル

トレンドのマットリップにピッタリです。
見た目よりも色の出方が薄めなのではっきりしすぎずにナチュラルに仕上がります。
色をはっきり出したい時にはリップクリームを塗ってから描くと発色が良くなります。
ベルベットマットリップペンシル 2457N DRAGON GIRL
薄く塗るとふわっとローズピンク、グリグリ塗るとパキッとブルーレッドに発色するステキリップ
今の金髪に近い髪色にこういう赤リップがバチバチにハマるので買いました👍
秋冬にこれめっちゃ格好いいよね
ネイビーのハイネックとかさ…フフ pic.twitter.com/ySGX8Mf3PX— 椿 (@tsubaki_stm) 2018年9月20日
NARSのベルベットマットリップペンシル2456、試してみたけどとてもよき色だった~✨
持ちは最高
唇の縦じわに濃く残る感じが苦手でマットはあまり持ってないんだけど、
お直しでリップクリームとかグロスだけ重ねてあげればいいんだろうなぁ🤔
でもペンシル削るの苦手なんだよな..🙂 pic.twitter.com/PW48b0pNCN— 鶏子 (@mendorihen) 2018年9月21日
NARS/ベルベットマットリップペンシル(2463 バーントコーラルレッド)も買った。買いすぎ。
赤みのあるベージュブラウン。控えめにぼかしてアイシャドウやチークとバランスとってもかわいいし、濃くつけて主役アイテムにしてもオシャレな色だった pic.twitter.com/OMFGw4IoAZ— まどり (@naratauni_charm) 2018年9月1日
③エクセルのリップスーツ

持ち運びに便利なスリムタイプ。クレヨンですが独特のカッティングで平たい形状なので角を使えば太さの加減もしやすく初心者さんにオススメです。
艶っぽい仕上がりなので塗りつぶしにも使いやすいですよ。
どなたのツイートか失念してしまったけれど、とっても綺麗な唇!と思って即真似してしまったエクセルのリップスーツ。わたしは2番のジェントルウーマンにしました!とっても綺麗なピンク。フローフシのリップ+3℃を重ねるとかわいい。ローズペタルも気になる… pic.twitter.com/LFY4OqmDYa
— るり (@kanechichiie) 2018年9月8日
excel リップスーツLS06×ボンボンティントグロス02
この合わせ、最強にかわいすぎる….この絶妙なじゅわっと血色感….これはナンバーワンモテリップの称号を与えたい….😭しかも両方プチプラ!2つ合わせても3千円に満たしません😢💓
これはヘビロテ決定だぁ!#夢月メイク pic.twitter.com/HMEoQKtsuT— 夢月 mutsuki (@_dreaMoon__) 2018年9月5日
④シャネルのルクレイヨンレーヴル

ペンシルタイプでシャープナー付きなのでお得感があります。
芯の硬さも柔らかすぎず硬すぎず輪郭をなぞりやすいペンシルです。
発色しすぎる事なく上品かつナチュラルに仕上がるので初めての一本にオススメです。
シャネルのル クレイヨン レーヴル
リリローズこの色は最近ずっと使ってます。
とても肌なじみが良く、塗りつぶして使って良し、コーラルからピンクまでのリップにだいたい合います。
リップブラシも良さげ。洗い方が分からず、まだ使ってないです。 pic.twitter.com/LgcfoqZy6Y— siva (@ayapica1) 2016年10月23日
最近リップペンシルにはまりすぎて今まで使ってたのが無くなりかけてきたからずっと気になってたCHANELのルクレイヨンレーヴル91番買ってきた😝💋💄クリーミーで落ちにくいし気に入ってる😭💋 pic.twitter.com/g7ItO7PsEo
— 星野聖奈 (@seinyan3710) 2016年1月17日
⑤マキアージュのスムース&ステイリップライナーN

繰り出し式のリップライナーです。
同シリーズのアイライナー同様に柔らかくて滑るように描けるのでライン取りの際の失敗が無く使い心地のいいライナーです。
使いやすい色展開でカートリッジ式なので数色買い揃えても保管の場所を取りません。
最後に、選ぶときのポイント!

唇というのは実は粘膜の一部なんです。非常にデリケートな部分なのでなるべく刺激は避けたい場所です。
ライナーを選ぶ時には硬すぎるものはNG、肌あたりの柔らかいものを選びましょう。
ペンシルタイプや繰り出しタイプなどの先端が細いものは描く前に手の甲などにくるくると当てて先を少しだけ丸く整えておく事がポイントです。
以上、いかがでしたか?
リップライナーを使うときちんと感や清潔感が生まれ顔つきも華やぎます。
ぼやけた輪郭を整えて、キュッと口角の上がった美しい唇を演出してみましょう。
関連記事:
・口紅・リップで唇が乾燥する時のおすすめケア方法とプチプラブランド秋冬
・白い口紅!?白リップのデパコスで人気でプチプラ(安い)ブランドと使い方
・大人顔になる!おすすめでプチプラのブラウンリップ(茶色の口紅)4選
・【効果がすごい】乾燥、敏感、荒れた唇におすすめリップバーム(バームリップ)
・パッケージや見た目が可愛く、いい香りでおすすめの人気リップ・口紅
・血色の良い潤い唇に!プチプラでおすすめリップグロスランキング
・【今年一番人気でプチプラのリップ】30代,40代の大人女性におすすめ
・ぷるぷるな潤いある唇になれる!おすすめリップクリームとパック
・マニア歴25年が厳選!おすすめリップクリームブランドランキング
・【色付きなのに乾燥知らず】かわいいリップクリームランキング(カラーリップ)